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zoom RSS 世界のセサミストリートの世界(ローカライゼーション)

<<   作成日時 : 2006/10/27 15:29   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 6

この夏に日本に帰ったときに日本版のセサミストリートを初めて見て、キャラクターが微妙に違うのに気が付きました。映像も基本的に日本のスタジオで撮っているようだし、日本のゲスト(たまたまその日はゴン中村でした)が出ているし、しっかり日本版になっているのだなと思いました。

最近読んだ新聞にセサミストリートのドキュメンタリー(初回放送10月24日、ホストは映画クラッシュ(2004)で黒人プロデューサー役をしていたTerrence Howardです。)の記事があって、さらに世界のセサミストリートはいろいろあることがわかりました。それぞれの地域にあわせて、ローカライゼーションを行っているのです。マペットのキャラクターもそれぞれです。そしてそれぞれの地域の社会問題を盛り込んでいるようです。
バングラデッシュ
Sisimpur(シシンプア)
バングラデッシュの伝統人形劇文化に配慮したキャラクターに仕上げた。
Tuktuki(トゥッツキ)
画像

少女のメインキャラクター。女の子も男の子と同じように(社会参加等の)機会が得られるというメッセージをこめて作られたらしい。



南アフリカ
HIVエイズウィルス感染率が上がっており社会問題になっている。その問題に取り組むためにもHIV感染のある子供のキャラクターがいる。
Kami(カミ)
画像


5歳でHIV感染者(母子感染)。ちょっと恥ずかしがりやだが、フレンドリー。自分の母親と過ごした日々を思い出させてくれる宝物の箱を持っている。


コソボ
セサミストリートの一番の目的は、内戦により対立していたセルビア系住民の子供とアルバニア系住民の子供にお互いに子供たちは同じような子供なんだということをわかってもらうこと。
予算の関係でオリジナルキャラクターはなし。

インド
Galli Galli Sim Sim(ガリガリ スィムスィム)
USAID(アメリカの国際協力機構)の協力で始まった。
画像

( Photo Credits: Sanjay Gupta, Turner. From USAID)2006年3月にローラブッシュ大統領夫人が訪問し、出演している。マペットはChamki(チャムキ。読み方はわからないので推測。以下同様)は好奇心旺盛で勉強好き。Aanchoo(アンチュー)空想好き。Googly(グーグリー)はひとりでいるのが好き。ライオンのBoombah(ブーンバ)はとても健康に気を使っている。


詳しくはPBSのページをご覧ください。(米国にお住まいの方は再放送の時間も探せます)

関連グッズを売ったりすることもしていますが、それだけでなく、結構まじめにいろいろ考えてい世界に進出して行っているのだなぁと改めてちょっと感心しました。識字教育(リテラシー:literacy)や数字のリテラシー(ニューメラシー:numeracy)のためだけではなく、それぞれに地域での社会問題にも配慮した制作がなされているんですね。

パキスタンのようなイスラム圏でもセサミストリートが受け入れられているのですが、アラブ諸国ではやはり抵抗が強いのかなぁ。どうしてもやはりアメリカ文化を押し付けるというか、その要素をまったく排除することはできませんからねー。でももしかしたら、アラブ発のそんな番組がいつかできるかもしれませんね。でもそれはそれでまたアラブ文化、アラブ的価値観を守るためのものになるかもしれませんが。。。

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コメント(6件)

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え〜っ!?
国よって違うんですか!!
初めて知りました。
日本版のはつい最近始まったという感じがします。
その前は米国のを吹き替えて放送していました(前にも書き込みましたね・・・)。
いつも思うのですが、日本モノじゃないぬいぐるみって、色使いが派手ですよね(^^;
みーこ
2006/10/27 17:08
南アフリカで、HIV感染者がお子様番組のキャラクターということは、やっぱり世界一の感染率なんですね…
でも、まだ先入観のあまり無いこの年齢で、社会問題をベースに登場者を設定するのは、さすがアメリカですね。日本では、例えば在日朝鮮・韓国人の子どもや、出稼ぎ外国人の子どもを登場させたとすると、「寝た子を起こす」というか、否定的な意見が出て来そうですね。たぶん、日本の幼児番組などは、視聴者をある程度設定して、(いわゆる普通の生活が成り立っている世帯…平均的家庭)内容の企画があるのでは?と思いますがねえ。
KISHIKO
2006/10/27 23:53
文化の押し付けでなく、地域ごとの問題に配慮した取り組み姿勢はすばらしいですね。日本版は思い切って「ゴマ通り」にして欲しかったとも思いますが。
FH
2006/10/28 01:15
>みーこさん
日本のオリジナルのキャラクターはあまり印象にないんですが、外国のはほんとに色使い派手ですね。インドのライオンがものすごく大きくてビッグバードもびっくりという感じで面白かったです。
ヒロシ
2006/10/28 13:56
>KISHIKOさん
「普通の生活」「平均的な家庭」ってのがみそですね。そこに当てはまらないのははじかれちゃうんですよね。米国では広告一つにしてもいろいろな人種、男性女性、障害者などをまんべんなく出すようにしていることが多いようです。それぞれのグループが政治的にも働きかけてきた経緯があることもありますが、日本でもそのうちもうすこしそれに近づくかもしれませんね。
ヒロシ
2006/10/28 14:38
>FHさん
「ゴマ通り」っていいですね。ちょっと笑っちゃいましたが、人情味あふれるキャラクターが住んでいそうな響きです。やはり「セサミストリート」での定着度が高かったんですかね。
ヒロシ
2006/10/28 14:41

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