ニュースが載っていない新聞、オンラインテレビニュースに進出

久しぶりの更新です。いちど休むと再開するのがだんだんしんどくなって、気が付いたら1ヶ月も経っていました。

Onionという新聞があります。オンラインでも読めますが、普通に街角においてもあって無料です。

新聞といってもタブロイド版の大きさで、週刊だから新聞というより週刊誌といったほうがいいかもしれません。

それより何より、普通の新聞でない理由は、「本当のニュースが載っていないこと」です。

一見すると、写真とキャプションがならび、新聞のようです。ところが、それらの「記事」はすべて本当のニュースではなく、すべて冗談・皮肉・ジョーク・風刺でできています。

たとえば、「シークレット・サービスのエージェントが、記者からのブッシュに対する攻撃的な質問を自分が犠牲になって救った」とかです。
画像

もちろん本当の話じゃありませんが、支持率も低迷し、イラク問題で泥沼にいるブッシュにとって記者会見をすればするほど状況が悪くなっていくような現状を皮肉っていると言えます。

オニオンのおもしろいニュースとしては、ローカルねたもいけています。
なんだか、ゆるくてほほえましいのです。「使えなさそうなもの、いつかランプにしようと思ってゴミ置き場から拾われる」などしょうもない話が満載です。

と思っていたら、なんとオニオンはついに、映像ニュースも作り始めました。
CNNにかけて、ONNだそうです。
Immigration: The Human Cost
メキシコからの不法移民が仕事を取っているという設定のニュースですが、イマイチ笑えませんでした。

もう一つ見つけたのは、日曜日の朝なんかによくやっているテレビの時事討論形式の番組のなかで、アメリカの南北戦争ファンで兵士の格好をして、お祭りのように昔の戦闘を再現するのが好きな人たちをイラクへ米軍として送るというニュースです。負傷した帰還兵の扱いのひどさがニュースになったり、高校をサボってモールにうろついている高校生を狙って入隊を誘ったりするようなことが批判されたりと、米軍はもうかなり疲弊していて、もう送る人がいないってのをおちょくっているんでしょうか。

In The Know: Our Troops In Iraq
英語の勉強としてこういうのを読んだり見たりして、どうしておかしいのかってのを考えるってのはちょっと難しいけど、おもしろいんじゃないかななんて思います。

私がオニオンが好きな理由は、初めて大学院に入った中西部の町から始まったものだからです。その頃はまだ新聞しかなくて、中西部でほそぼそとやっていたのが、ニューヨークに進出し、オンラインになり、今度は映像も始めて、とどんどん成長しています。ルーツを若干共有しているということで、やっぱりちょっと応援したくなっちゃうんですよね。

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