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zoom RSS 10人の生のニューヨーク・アクセント

<<   作成日時 : 2008/02/26 21:08   >>

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Noo Yawkってなんでしょう?New Yorkをこてこてのニューヨーク・アクセントで言った感じです。アクセントというのは、日本の英語教育では英語の単語でどこを強く発音するかってことなんですが、ここでのアクセントは「なまり」「方言」ということです。ずっと前(2006年8月26日 ニューヨーク方言の英語)にもニューヨーク・アクセントについて書いていたのですが、今日はたまたまamNew Yorkの特集がニューヨークアクセントだったので、それを思い出しました。

そこで、
「ニューヨークのヨークのRが落ちて、ヤークっぽくなる」と書いているんですが、これは半分合ってますが、半分違うかも。Rは落ちるけど、同時に母音も変わってるわけですから。

さて、そのamNewYorkのページにすごいのがありました。生のニューヨーカーのアクセントがわかるように、いろんな人が10人サンプルされているものです。
白人、ヒスパニック、黒人のミックスになっていますが、人種よりも、職業によるアクセントの強さがあるように思われます。それをいいとも悪いともいえませんが、なんとなく傾向としての話です。
http://www.amnyinteractive.com/project/2008/NYC-Accent/

写真の中で、中央の一番上にいるBrooklyn のBensonhurstにあるピザ屋の店員の女性(24)の発音は私にとってはとっても典型的なBrooklynアクセントだなぁという印象です。

twenty-four, storeとか、fatherの発音ですね。rが落ちて、なんか母音が違う感じ。発音記号で違いが言えたらかっちょいいんですが、いまいち自信がありません。

おもしろいのは、ベンソンハースト地域では彼女のようなイタリア系はどんどんいなくなっていて、中国系、ロシア系が多いと言ってる点です。彼女が高校を卒業したとき、卒業生約500人のうち、イタリア系は4人しかいなかったそうです。それが、彼女のお父さんの世代には、みんながイタリア系だったということです。

マンハッタンのリトルイタリーもどんどんチャイナタウンに押されて北へ追いやられていて、今残っているのは観光客相手のなんちゃってイタリア系の店ばかりという話も聞きますが、それがそのリトルイタリーから移っていった先でも同じように、入れ替わりが起こっているというのがとてもニューヨーク的ですね。Neiborhoodにどんどん新しく来た移民が移って、変わっていく
というのが。


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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
10人のアクセント、すっごくおもしろかったです。
英語がわからない僕はアクセントの違いをきちんと聞き取ることはできませんでしたが、なんか同じ曲を微妙にアレンジを変えて聞いてるようでした。

こんな社会の中で、英語を教える/学ぶ人は、どんな英語を教えて/学んでいるんだろう?と思いました。英語の中にも、なまりや方言、「○○系」とかによって格付けが生まれてるんですか?
doi
URL
2008/02/27 13:40
数年前、そのベンソンハースト地域生まれ育ちのイタリア系アメリカ人の主人の同僚が一時帰国を終えて戻ってきたとき、「近所にピザハットができてた!」とものすごい嘆いていたのを思い出しました。ロシア系が増えてイタリア系が中心だったころには考えられなかったチェーンのピザ屋まで進出してきてしまっているとのこと。ちなみに我が家の娘たちは香港生まれ育ちですがニューヨーク出身の父親にしかとしこまれて「Noo Yawk」とか「How yu duin」みたいな言い方しているえせニューヨーカーです。
香港ツインママ
2008/02/28 10:17
>doiさん
「なんか同じ曲を微妙にアレンジを変えて聞いてる」そういえばそういう感じもしますね。いろんなところからの移民の母語による影響が混ざり合っているのでさっくりこれだと典型的なものを示すのが簡単じゃないので、こんな風に並べるということになったんでしょうね。

「こんな社会の中で、英語を教える/学ぶ人は、どんな英語を教えて/学んでいるんだろう?と思いました。英語の中にも、なまりや方言、「○○系」とかによって格付けが生まれてるんですか?」
そうですね。アクセントはアイデンティティの問題としての性質も強いですし、格付けはそれぞれあると思います。でも一般的に「下」だから悪いというわけじゃなくて、自分でも意識して、そのエスニックグループの一部であることを象徴するようにわざと使うようにするというようなところもあると思います。
ヒロシ
2008/02/28 21:10
(続き)
変な話ですが、アメリカ人同士で「あの人にはアジア人アクセントがある」というのを聞いたことがありますが、なんじゃそれと思いました。アジア人って中国系も韓国系も(上の世代の)母語の影響として違うように現れると思われますが、それを一緒にしてしまっていいのかなと。ほかのグループと比べて、なんか見た目と文化的にちょっと似てるからまとめてしまうってのは強引な漢字がしました。
ヒロシ
2008/02/28 21:11
>香港ツインママさん
「ピザハット」の進出が、イタリア系の受け継いできたものの喪失に思えるってのはよくわかりますね。ニューヨークには同じ位の濃度の日系文化地域ってあまりないですが、「最近はすし屋も板前は日本人じゃない」とか(今に始まったことじゃないですが)、「Chinese/JapaneseレストランとかKorean/Japaneseレストラン、そんでもって『すし50% off everyday』って一体なんなの?」とか日本人の間でも聞かれそうな嘆きとしてありえますね。

育つところよりも親の影響って大きいかもしれませんね。それにしても相当にマルチカルチュラルな状況ですよね。これから双子ちゃんたちがどうなるか楽しみですね。
ヒロシ
2008/02/29 02:23
たしかに、アクセントやイントネーションって日本国内の方言なんかでもアイデンティティを感じちゃいますね。第二言語の場合はどうなんでしょ。
ヒロシさんの英語は標準アクセント(←ハリウッド英語でしたっけ?)ですか、ブルックリンなまりですか?そこに愛着は感じますか?(ヘンな質問ですみません。)
doi
URL
2008/03/01 13:49
>doiさん
私はやっぱり日本語話者なんで、なんというか、日本人アクセントじゃないかと思います。ブルックリンなまりには愛着は感じません。というか不思議なことに、マンハッタンの中ではそういうこてこてなニューヨークなまりってあんましないんですよね。
でも、Deborah Tannenが(1980だったかな?)で言っている早口でガンガンしゃべくって、相手のターンにかぶっていくというスタイル、彼女ははじめユダヤ系と言っていてあとで、もうすこしポリティカリーコレクトな言い方に変えてましたけど、そういう感じの話しかたな人は多いという印象があります。
ヒロシ
2008/03/05 17:44
>doiさん(続き)
William Labovの(1968だったかな?)高級デパートとそうでもないデパートで、fourth floorのR音を発音するかしないかというような研究がありましたけど、その中でもあったように、このrを落とすのは社会的階層と関連があるので、自分ではローカルフレイバーだからといってわざわざrを落としたりすんのは特にしてません。それにブルックリンに縁はないし。でもおもしろいことにもっとずっと昔にはルーズベルト大統領に代表されるように、えせ英国なまりにするのが望ましかったそうで、その1940年代頃はニューヨークなまりだからじゃなくて、英国風にするために、rを落としていたそうです。そうドナルド・キーン先生も言ってました。
ヒロシ
2008/03/05 17:48
はぁぁ〜、そんなとこにも言語使用と社会との関係ってあらわれるんですねぇ。アメリカ社会ほどではないだろうけど、僕が気づいてないだけで、日本でもそんなことが起きてるんでしょうね。
丁寧なコメントありがとうございました。
doi
URL
2008/03/19 01:39
こんにちは。
英語チャットにご興味ありましたらお試しください。
http://www.tearoomschat.com/
haru
URL
2008/05/02 16:15

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