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zoom RSS ついにご対面、エドワード・ホッパーのナイトホークス

<<   作成日時 : 2006/12/29 17:05   >>

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昨日一つ小さな夢がかないました。シカゴに行かなければ見られないと思っていたエドワード・ホッパーのナイトホークスがNY(ホイットニー美術館)に来ていて、12月31日まで延長になっていたのをついに見に行って本物にご対面したのです。

会えて嬉しかったです。本物は思っていたよりも発色がきれいで、温かみのある色合いになっています。やっぱり色は印刷物と本物はずれますね。

このダイナーのガラスはかなり厚く、そこに中の明かりがたまって、ガラス全体がネオンサインのように発光しているように見えます。特にこの絵には、展示するにあたって保護するためにか、ガラスが張ってありそれがまたその効果を高めています。

パリ滞在時代の失恋
がホッパーの侘び寂び感の源流というのを前に読みましたが、パリ時代の作品もたくさん展示されていました。それを見ると失恋よりも、現地の言葉があまりできずに疎外感を感じる外国人という地域も場所も選ばない普遍的なテーマを感じました。

「夫人が1968年に没すると、美術館は寄贈された作品が保管するほどの価値が無いと考えて1971年に競売にかけようとしたが、ニューヨークタイムズがその行為に疑問を投げかけた。そのお陰で作品が分散されずに全部保存され、ため息の出るほど素晴らしいホッパー展のアメリカン・シーンを鑑賞出来る」とアートヒストリアンの長澤泰子さんが書かれていましたが、このホッパー展の能書きには、「ホイットニー美術館はホッパーが若く、評価されていなかった頃からサポートし、そのサポートに感謝してジョセフィーン・ネビソン夫人が寄付した」と書いてあり、とてもホッパー作品を処分しようとしていたことなどきれいに隠してあるのがなんとも言えませんでした。

そのほかに展示されていた大作は、ニューヨーク・ムービー(1939年)です。
画像


映画産業の隆盛に伴い、豪華な非日常空間としての映画館が描かれています。映画はまだ白黒ですね。客席案内係らしき女性の憂いあるしぐさがなんとも言えません。

ほかのホッパー作品はこちらのページの一番下のリンクからご覧になれます。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今日(1/13)テレビ愛知「美の巨人」で、ホッパーの最後の作品である「ふたりのコメディアン」を取り上げていました。ホッパーにしては、珍しく、二人の男女のコメディアンが正面を向いて、うっすら表情がわかる、唯一で、最後の作品です。

解説では、描かれている人物が、ホッパーと夫人で、ホッパーが病を患い、最後に描かれた作品で、絵の中味も、カーテンコールの前の二人です。彼のモデルは長年夫人がずっとつとめていて、共に歩んだ、長い二人三脚の画家としての生活に終止符を打った、その事を表現したものとの事でした。

絵の中から感じられる、孤独感とは異なり、密度の濃い二人の人生を想い、涙が溢れて仕方がありませんでした。
KISHIKO
2007/01/14 01:50
>Kishikoさん、
ああ、それは是非観てみたかったです。こっちの日系スーパーに日本のテレビのビデオがおいてあるんですが、バラエティーやドラマが中心で、さすがにこういう番組はあまりおいてないんですよね。でも美の巨人のサイトにちょっと載っていたのでよかったです。密度の濃いといえば、ジョセフィーンが残したホッパーの作品記録が展示してあったのですが、実務的な用途もあったのでしょうが、まさに二人三脚でやっていたのがしのばれました。「ケープコッドの夕べ(Cape Cod Evening)」(http://www.artchive.com/artchive/h/hopper/cape_cod_evening.jpg)ではそばにいる二人のあいだにまったくインターアクションがなくて、そんな冷めた関係が暗示されていましたが、それとは全然違いますね。
ヒロシ
2007/01/14 23:17

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