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zoom RSS エドワード・ホッパーの孤独感とパリでの失恋

<<   作成日時 : 2006/11/05 14:45   >>

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75周年ホイットニー美術館(マジソンアヴェニューと東75丁目)で、「エドワード・ホッパー」展が開かれています。そしてなんと、ふだんはシカゴ美術館にある、「ナイトホークス」がNYに来ているそうです。

先週の無料新聞「週刊NY生活」にアートヒストリアンの長澤泰子さんによるこのエドワード・ホッパー展の記事が出ていました。オンラインでもここで読めます。

その中で気になったところをちょっとメモ。

長澤さんによると、ホッパー(1882〜1967)の作風である、乾いた孤独感の源は、パリ時代の失恋にあるそうです。

彼はイラストレーター時代にパリに3度視察に行ったそうですが、そのときに、語学留学生の英国女性に初恋をし、ロンドンまで追って行き結婚を申し込むのですが、その彼女は富豪の人と婚約していて、経済力の無かった彼は心に傷を負い極端に内向的になったというのです。

んーなんともそのままで、小説か何かになりそうなお話です。長澤さんは、「初恋」と言っていますが、ホッパーはそれまで恋をしていなかったのでしょうか。ちょっと疑問ですが、海外という特殊な環境で、「あいのり」のように燃え上がってしまったのかもしれません。ロンドンまで追いかけていったというのはすごいですね。

まあいずれにしろ、激しくふられたのは間違いないですね。その後も、トラウマが残っていたに違いありません。追いかけるといえば、森鴎外の舞姫を思い出しますね。日本に追いかけられてきたので逆の話ですが。。。

そして、つぎにへーと思ったことは、ホッパーの絵の中でモデルとして何度も登場する奥さんです。その人(ジョセフィーン・ネビソン)は「ホッパーの沈黙に耐えかねて、日記を付け始めたほどだ。」という点です。

あんまりしゃべらない人だったのでしょうか。
日記にそんなことが書いてあるのでしょうね。「エドワードは話し相手になってくれないので、この日記に私の思いを書こうと思います。」とか。英語で、日記に向かって話しかける、Dear diaryって書き出しで日記をつけるひとがいますが、そういう感じだったのでしょうか。

最後のへーと思ったことは、
「夫人が1968年に没すると、美術館は寄贈された作品が保管するほどの価値が無いと考えて1971年に競売にかけようとしたが、ニューヨークタイムズがその行為に疑問を投げかけた。そのお陰で作品が分散されずに全部保存され、ため息の出るほど素晴らしいホッパー展のアメリカン・シーンを鑑賞出来る」ということです。

死んでからちゃんと評価されるってのは、なんだか画家にはありがちなことなのかもしれませんが、確かに個人所有になってしまっていたら、美術館で見られないのだからそれはそれで残念なことになっていたはずですね。

見に行く時間、あるかな。。。。

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ついにご対面、エドワード・ホッパーのナイトホークス
昨日一つ小さな夢がかないました。シカゴに行かなければ見られないと思っていたエドワード・ホッパーのナイトホークスがNY(ホイットニー美術館)に来ていて、12月31日まで延長になっていたのをついに見に行って本物にご対面したのです。 ...続きを見る
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2006/12/29 17:06

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ホッパーの絵ってたしかに孤独感漂いますよね。ぜひ、時間を作って見に行って感想聞かせてください!
しんじ
2006/11/05 22:57
>しんじさん
そうですねー。近いうちに行きたいです。
ヒロシ
2006/11/06 11:49

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