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zoom RSS 歯磨き粉はチューブから出たらもどせない

<<   作成日時 : 2006/11/03 21:33   >>

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2004年に民主党大統領候補で、ブッシュに負けたマサチューセッツ州選出の上院議員ジョン・ケリー(John Kerry)が火曜日にカリフォルニアで「ちゃんと勉強しないでいると、イラクにはまって動けなくなる(stuck in Iraq)」と学生向けの集会で口を滑らせたことが論議を呼んでいます。初めは、「自分はブッシュ大統領のことを言っていたのであって、イラクに駐在している兵士のことを言っていたのではない」「私の大統領への批判に対して謝罪するつもりはない」と強がっていましたが、ついに謝罪したようです。後手後手になって結局謝罪というのがネットのまつりにもちょっとつながる気がします。

このジョークのつもりで言った事が、どんどん大きくなって、取り返しのつかないことになるっていう状況をバルーク・カレッジ教授Douglas Muzzioが言っていたのが気になりました。
The toothpaste is out of the tube, and you can't push it back in.
歯磨き粉がチューブを出て、もうもどせない。
っていう表現です。初めて聞きましたが、なかなかいい比喩ですね。「覆水盆に返らず」と同じように液体の「It is no use crying over spilt milk」ってのを英語の時間に習った気がしますが、本当に使われているのを聞いたことはないような気がしています。

さて、この歯磨き粉の比喩を検索したら、ニクソン時代の主席補佐官でウォーターゲート事件で辞職に追い込まれたハリー・ロビンス・ハルデマンが言った言葉らしいですが、英語版のウィキペディアにもそのことはでてませんでした。

でも政界の人の失言・失態という点で、文脈があっているのでこの状況にふさわしいものだったと思われます。

この出てしまった歯磨き粉のせいで、11月7日(火)の選挙にどんな影響あるのかちょっと気になるところです。この前は、共和党の議員の未成年との不適切な関係があったことで共和党がやられていましたが、今週はケリー上院議員の失言ばかり取り上げられて共和党のスキャンダルはどっかに吹き飛ばされてしまったかのようです。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
ケリーはすごい失言をしてしまいましたよね。やっぱり大統領には向いていなかったのかな…と、つい思ってしまいました。もちろん、ブッシュよりひどいことはありえないのだけど。

toothpasteの比喩は面白いですね。でも、ラミネートチューブのものだと、ちょっとだけは元に戻せますよね。
yumi
2006/11/04 04:04
歯磨き粉っていうのがおもしろいですね。
日本ならチューブワサビやからしとか(笑)。
子供用のイチゴ味とかの歯磨き粉ならよかったのに、スッキリ系の使いすぎるとヒーヒーなる歯磨き粉なんですね。
みーこ
2006/11/04 21:04
ケリーの発言は言葉足らずだったと思いますが、以前、『Fahrenheit 911』という映画を見た時に、その中にショッピングモールで何をするでもなく時間を持て余している若者をアメリカ軍にリクルートする場面があって、「共和党政権が公的教育をないがしろにしているのは、知的好奇心が低く判断力が弱い青年を作るためなのか…」と思いました。兵士の中には「職業軍人としてのプロ意識を持っている人」、「愛国心に燃えている人」もいるのだとは思いますが、この新兵リクルートのシーンにはぞっとしました。
hanako
2006/11/05 01:08
 Bruce Yamashitaという若い日系人が海兵隊の士官学校へ入るための研修中に受けた人種差別と人権回復運動を撮った映画があります。「本当につい数年前の話なのか?」と思うほど恥知らずな差別が行われていたのですが、差別した側の白人たちは、確信犯的なレイシストというより、「単なる無知」なんだと思いました。田舎で、白人以外の、それもアジア系などとは一切交流もなく育ってきているので、日系アメリカ人と日本人との違いすら理解できない。それ以前に、外国の歴史にも文化にも興味がない。それで、何が言いたいかというと、hanakoさんのご指摘通り、「知的好奇心が低く判断力が弱い青年」をイラクに送っているのが今のアメリカ合衆国なんであって、それが捕虜虐待とかにつながっているのだと思う、ということ。プライドのある職業軍人なら、敵が誰であれ、捕虜の扱いにも配慮できたはずです。米国の軍隊が世界中で嫌われてしまう理由は、この「無邪気さ」にあるのではないか。その代表選手がブッシュ大統領で、自国の兵士がこれだけ戦死しても彼の態度からは「痛み」が感じられない。
asianimprov
2006/11/05 09:17
>yumiさん
>やっぱり大統領には向いていなかったのかな…
泣かしくもそうですね。。。。自分もベトナムに行っていながら反戦派というようなことは聞いたことがありましが、ちょっと悪乗りして口を滑らせてしまいましたね、しかもタイミング悪く。

>ラミネートチューブのものだと、ちょっとだけは
>元に戻せますよね。
おお、鋭い!そうですね。子供の頃ライオンのデンターだったかな、金属のをよく使ってましたけど、それを思い出します。あれは戻せなかったなぁ。きっとウォーターゲートのときにも金属製のが多かったはずだと思いますが、そんな時代性もこめられるいるんですね。
ヒロシ
2006/11/05 14:53
>みーこさん
>チューブワサビやからしとか。
それでもいけそうですね。
ほんとうにヒーヒー言ってますね。。。
ヒロシ
2006/11/05 14:55
>hanakoさん
いちおう共和党もNo Child Left Behindで教育問題には取り組んでいるようですが、かえって標準テスト偏重になってもえつきちゃう子供も出たりして、よくないという話も聞きますね。新兵リクルートでは詐欺ぎりぎりってのも聞きますが、そういうのに引っかかるような人もいないといけないとでも政府が思っているとしたら恐ろしいことだと思いますね。そうでないことを願いたいです。
ヒロシ
2006/11/05 15:00
>asianimprovさん
>田舎で、白人以外の、それもアジア系などとは一切
>交流もなく育ってきているので、日系アメリカ人と
>日本人との違いすら理解できない。
たしかにいまでもそんな人が大勢いるのがアメリカですね。(とくに中西部)悲しいことにそれが事実です。そのためにも、今中国語学習者の数が伸びていますが、それはとてもいいことだと思います。スペイン語習うのもいいですけど、それよりも強烈な異文化ですしね。・「無邪気さ」は感じられますね。「大量破壊兵器はなかったけど、独裁者を追い出したからいいじゃん」という開き直りとか、かなり苦しいです。2008年の大統領選挙、今から気になります。
ヒロシ
2006/11/05 15:08
政治家の失言は、日本では森元首相がよくやってましたけど、どこでもあるもんですね。どうやったらああいう立場の人々が、そういうことを言えるのか、本当に不思議ですが、興奮してくると、つい言ってしまうもんなんですかね。

今、台湾じゃ、大統領が汚職問題で辞任を迫られてます。ま、この大統領もかなりの人で、皆もうあきれ返ってます。
Kazz
2006/11/06 01:12
>Kazzさん
そうですねぇ、一種の悪のりだと思います。ステージに上がって、注目を浴びて、盛り上がってくると、さらにもりあげるために、普段だったら言わないようなことをつい言っちゃうんだと思います。・台湾の政界というと、議会で乱闘しているのをニュースでよく見たような気がするんですが、勝手にそのイメージがふくらんでしまってます。台湾って大統領がいるんですね、総統ってのはきいたことがありましたが。。。
ヒロシ
2006/11/06 11:57

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