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zoom RSS アンジェリーナ・ジョリーの次回作、ダニエルパールの妻役。白人なのにという批判について

<<   作成日時 : 2006/10/13 16:32   >>

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パキスタンで誘拐され、後に殺害されたウォールストリートジャーナルの記者ダニエル・パールの妻、マリエンヌ・パール役をアンジェリーナ・ジョリーがすることになりました。そのことに対して驚きの声が上がっています。なぜかというとアンジェリーナ・ジョリーが白人だから。

ダニエル・パールの母親はユダヤ系イラク人、父親はUCLAの大学教授だそうです。名前からして、恐らく父親もユダヤ系じゃないかと思います。これに対して、アンジェリーナ・ジョリーが演じることになったマリエンヌ・パールはアフリカ系キューバ人とオランダ人の両親の元にパリで生まれ育ったフランス人で、やはりジャーナリストだそうです。

まずはこの写真をご覧ください。
画像
Photo of Angelina by: Paramount Classics appeared in People's Magazine website

ダニエル・パールの死後生まれてきたアダム君と写っているのが、マリエンヌです。その隣の不安とストレスを抱えた妊婦はマリエンヌ・パールを演じるアンジェリーナ・ジョリーです。


はっきりいってアンジェリーナ・ジョリーは本人とわからないくらいよく役になりきっています。

メモワールオブゲイシャの時に、チャンツィ・イーやミッシェル・ヨーなど中国系の女優が起用されていましたが、それとちょっと似ていますが、まあその役に適役なら人種はあまり関係ないんじゃないかと思います。

ちょっと前の変なコメディーで若い黒人のFBI捜査官二人が特殊メーキャップで白人女性に化けて潜入操作するというWhite Chicksというのがありましたが、あの強烈な違和感(まあコメディーのために違和感を出しているんでしょうけど)とは大違いです。

それにマリエンヌは、まったくの黒人(という言い方がいいのかどうかはまた別の問題ですが)というわけではなく、ちょっと複雑な背景があります。ハリー・べリーのほうが良かったという声もあるそうですが、この写真を見るとアンジェリーナジョリーはすごくはまっていると思います。

これに反対している人は、どうして反対するのか。人種とか民族とか文化とか国籍とか何をもとに人はアイデンティティーのよりどころにするのかなと考えさせられます。自分のアイデンティティーと、アンジェリーナ・ジョリー、マリエンヌ・パール、そして自分がいる世間(私の場合はなんとなく米国社会かな)との関係は、人それぞれに強く感じるところがいろいろ違うのだろうなぁと想像しています。

ちなみにアンジェリーナ・ジョリーとブラッドピットは10万ドル(約1200万円)をダニエルパール財団に寄付したそうです。この財団は音楽を通した平和活動などを推し進める財団らしいです。

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アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット
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独り言日記
2006/12/13 20:10

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コメント(24件)

内 容 ニックネーム/日時
左(ジョーリー)の写真を見て、本物だと思いました。うっわー、すごく約作りしてますね。さすがプロ。「芝居」なんですから、プロの俳優が役を「演じる」わけでしょう?キャラが変わって映画の中でマリアンヌが白人になっていたら問題でしょうが、演じられればそれでいいと思います。

でも最近、アメリカ人男性が日本人女性(とおぼしき人)と婚約して両家の両親と会うというマスターカードのCM(ご覧になりました?)で、なんか女性はあんまり日本人っぽくないし、日本人側の名前が"Mr. Suki"になってるし、うーんって思ってしまう自分もいるんですが。
yukki
URL
2006/10/13 21:54
こういう映画が作られていることもキャスティングに反対が起きていることも知りませんでした(^_^;)
アンジェリーナ・ジョリーはとても大好きな女優さんなんですが、反対論争の背景を全く知らないでヒロシさんのブログを読んだだけで考えてみたんですが、ちょっとフクザツですね。
ハリウッドでは黒人の俳優さんが犯罪者でない要するに“いい人”を演じる機会って少ないんじゃないんでしょうか。それなのに、こういう稀な機会をいくら本人と似せられるからといって白人が演じてしまっては・・・
それに、たとえばマリエンヌが白人だったとして、それを黒人が演じることになったらどうだったでしょう。もっとすごい反対が、白人から起きるような気がします。それに、白人がメーキャップで黒人になれても、黒人はたぶん白人にはなれない・・・
肌の色の違いはアメリカでは無視できない現実です。
EL
URL
2006/10/13 22:54
ここに登場する人たちは様々な人種や民族のバックグラウンドを持っていますよね。にもかかわらず反対論が起きるのが、タテマエでは多人種多民族が共存しているはずの米国のホンネなのでしょう。

以上は極めて薄っぺらい感想です。それで、ちょっと考えてみたんですが、昔、ミンストレル・ショーという踊り歌う演芸があって、白人が顔を黒く塗って黒人に扮して巡業するというアレなんですが、ミンストレル・ショーには二重三重の差別意識が含まれていて、更に、このショーを演じたのはアングロサクソンではなくアイルランド系が多かったという複雑な差別意識の構造があります。主流派WASPから見下されるアイルランド系が、同じく差別される側である黒人を真似る芸で人気を得る。アジア系アメリカに触れていると、人種差別は、多数派vs少数派、白人vs有色人種、とかいう単純な図式では解読できないことがわかってきました。辛いことですが、現実です。

余談:「シャネルズ〜ラッツ&スター」が黒塗りしていたのは、メンバーの黒人音楽への憧れの発露だったので、受け入れられた。ドゥワップは黒人が作った音楽ですから。


asianimprov
URL
2006/10/14 08:42
>yukkiさん
この写真ではかなり本物っぽいですよね。役作りとしては結構いいせん行ってると思います。マリエンヌの写真は、もうすこし浅黒く写っているのもあるんですが、子供とハッピーそうなのはこの写真だったので、これにしてみました。・マスターカードのCMまだ見てません。Mr.Sukiって怪しいですね。テレビを見ながら注意して探してみます。
ヒロシ
2006/10/14 13:23
日本から見ていると、アメリカにおいては、もはや、
白人、黒人の二極化すること自体が難しく、ナンセンスののように感じられます。
ハル・ベリーがアカデミー賞でしたか?、受賞した時、黒人女優との事ですが、「ええっ、一体どこが黒人なの!」とホントに思いましたし、映画や雑誌に出てくるアフリカ系アメリカ人は、みな顔つきが白人とにています。また、知人で戦後まもなくずっと、ボストンで暮らしてる人も、日本人なのですが、見た目、風貌が「日本人らしくない」のです。グローバルというんでしょうかねー 特にアメリカでは、長年の混血で、人間の風貌、スタイルが、よりそんな感じになっているのでは… 私のボストンの知人の場合は、英語を話すときの、お顔の筋肉の使い勝手が日本語の時とは違い、長年英語生活をしている為、おのずと、お顔の形成が変化してきているのではと思います。
日本人にたいしても、もう、いいかげん、出っ歯でメガネの「えせステレオタイプ」から卒業させてもらってもいいのですけどねえ。困ったものだと思います。
KISHIKO
2006/10/14 14:05
>ELさん
貴重なご意見有難うございます。「ハリウッドで黒人俳優が犯罪者じゃないいい人を演じる機会が少ないか」ですが、そうだなと思う一方そうかなぁとも思います。そうだなというのは、そもそもハリウッドで黒人の役が多くないだろうってことですね。マーケットも多分小さいかも。それに黒人層も白人俳優を見たがる傾向もあるかもしれません。それで黒人俳優自体も数の上では少ないかも。でも、実際に黒人俳優がいい人を演じる機会が少ないかというとそうでもないんじゃないかと思います。でも昔はもっとその傾向が強かったんじゃないかと思いますが。

「マリエンヌが白人で、それを黒人が演じることになったらどうだったか」それはすごい反対があるでしょうね。それは気分的な問題もありますが、ご指摘のように、黒人はメーキャップで白人にはなれないからでもありますね。でも、同じように白人もバリバリの黒人役をすることは、ないんじゃないかと思います。何がバリバリの黒人役かってのは、また別の問題ですが。。。
ヒロシ
2006/10/14 20:02
>ELさん(続き)
そもそもマリエンヌは「黒人」と言っていいのかわかりません。「黒人」の血も入ってますが、バイレーシャルですよね。同じバイレーシャルだからハリーべリーがこの役をやったほうがいいという人もいたそうですが、マリエンヌはフランス人らしいので、話す英語もそれらしくしないといけないだろうし、フランスでそんな「外国人」の俳優がいたら、その人を連れて来ても面白かったと思いますが、リアリティーはあっても今度は知名度が低いとマーケティング上問題になったりするんでしょうね。
ヒロシ
2006/10/14 20:03
>asianimprovさん
「ミンストレル・ショー」って初めて知りました。主流派WASPから見下されるアイルランド系が、同じく差別される側である黒人を真似る芸で人気を得る。」うーむ、アイルランド系移民も来てすぐは苦労していたころがあるってことでしょうか。今はちょっと考えられないような感じですね。

シャネルズって懐かしいですね。その黒人への憧憬は今もラッパーなんかの人に引き継がれているような気がしますが、皮膚を塗ったりはしてませんね。そういえば、時々日本から観光でハーレムに来た人のファッションがものすごくオーセンティックな黒人ファッションで黒人が「なんじゃあいつらは」って面白がっているのを見たことがあります。

アジア系アメリカに触れていると、人種差別は、多数派vs少数派、白人vs有色人種、とかいう単純な図式では解読できないことがわかってきました。辛いことですが、現実です。

余談:「シャネルズ〜ラッツ&スター」が黒塗りしていたのは、メンバーの黒人音楽への憧れの発露だったので、受け入れられた。ドゥワップは黒人が作った音楽ですから。
ヒロシ
2006/10/14 20:11
>KISHIKOさん
ハリーベリーは混ざっているというと言葉がよくないですが、純粋な(この言い方も問題ですが)黒人じゃないんですよね。まさしくこの理由で黒人系の人の間でも、「あいつはものすごく肌の色が濃い」とかいっていじめにあったりするという話も聞くし、結構複雑みたいです。グローバル化か米国化かどうかわかりませんが、黒人でも本当にアフリカから来たばかりの一世と、アメリカ人のアフリカンアメリカンは全然違いますよね。・英語を話しているうちに顔の筋肉が変わってくることがあるかな、ちょっとわかりません。でも顔の表情も含めてからだの動きで日本人かどうかわかることが多いのですが、住んでいるうちに変わってくることもあるでしょうね。
ヒロシ
2006/10/14 20:20
ボストン在住の友人の話では、英語を発音するときに、日本語では使用しない、顔の筋肉があるそうなのです。日本在住の日本人から見ると、日系アメリカ人の方々は、なんとなく、風貌が違っているように感じるのですが、そうなってきている?のは、食生活、住生活以外に、顔の筋肉の発達度の違いがあるのでは?と思うのですけどね…(私の仮説ですけど)
KISHIKO
2006/10/15 02:15
あるサイトの文章を貼り付けます。
「コルクを焼いたススで顔を塗った白人が黒人風の芸をするミンストレルショー。 芝居の合間やサーカスの出し物として1830年ごろには人気を博していた。(中略)当時の音楽的な側面としては、今の黒人音楽というよりもイングランドのトラッドバンドの雰囲気に近かったようだ。このような演奏をバックにケイクウォーク、ステップダンス、等の黒人風の踊りを見せた。時代背景としては、アイルランド系の人がやっていたケースが多いようです。この頃のアイルランド系の移民は 貧しい人が多く、人足、メイドなどをやっていたらしいので、ある意味、黒人と同じような生活をしている人も 少なくなかったようです。 そういうところからも、ミンストレルショーの誕生の裏側が見えてくるようです。」

補足:ミンストレル・ショーには肌が極端に黒くない黒人たちが肌に黒色塗り、「より黒人らしく」見せて演じるものもありました。そういうのが最初で、それが「大衆芸能」としてヒットしたので、黒人以外が模倣し始めたらまた成功したという二重三重の皮肉があります。(苦笑) asianimprov
asianimprov
URL
2006/10/15 08:49
>kishikoさん
「英語を発音するときに、日本語では使用しない、顔の筋肉がある」のはそうでしょうね。でも私の場合、職業柄、同僚とも学生とも日本語だし、うちでも日本語なので、大学院の授業以外では英語をほとんど話さないので、まだ「日本人っぽい」んじゃないかと思います。。。誰か移民の顔の表情の変化とかを研究したら面白いかもしれないと思いますね。
ヒロシ
2006/10/15 23:39
>asianimprovさん
今はとってもポリティカリー・インコレクトなミンストレル・ショー、何かの特徴を一つの人種・文化と結びつけ、それを誇張し、再生産するというのの例ですかね。んー、興味深いです。
ヒロシ
2006/10/15 23:47
そうですね。ミンストレル・ショーはポリティカリー・インコレクトそのものです。しかし、そもそも芸能とか「ひとを笑わせる芸」っていうのは「差別」が生み出すものとも言えます。マルクス兄弟の芸は彼らがユダヤ人であったことと切り離せないし。

インコレクトとコレクトの間で際どく笑わせるのが芸人の腕の見せ所かもしれません。無論、明らかな人種差別や民族差別は論外ですが。

(米国ではマーガレット・チョーに続いてアジア系のコメディアンが何人も活躍しているそうで、時間があれば見てみたいなあと思います。聞き取りができないけど(^^;))
asianimprov
2006/10/16 18:58
発音と筋肉ですが、昔「英語の発音を習得するにはまず口の開け方から学べ」と主張し実践した日本人の先生がいて、これは正解だと思いました。舌の位置だけでなく、口全体の形を作ることから始めるのです。

ただ、僕自身は全然出来ていません。ひどい日本人訛りの英語です。Wouldの「ウ」とか、FoodとHoodの違いとか、わかっていても口が反応しない。Pの破裂音とか、もう、ダメ。出来ない。トホホ。
asianimprov
2006/10/16 19:14
>asianimprovさん
アジア系、ウォルマートで買ったRIOさんのDVDはアジア系のコメディアン特集だったので、たくさん出てました。なかでも名前を忘れましたが、「俺はアジア人だからっていうんで笑ってくれるんじゃなくて、ちゃんとネタが面白くて笑ってくれるのが目標」って言ってる人がいてかっこえーと思いました。・口全体の形ですか。考えたことありませんでした。でもなんとなく遠めから見て聞こえなくても日本語で話してるか英語で話しているかわかるようなときはありますね。
ヒロシ
2006/10/18 00:00
Henry ChoもRIOさんのDVDに入ってますか?ヘンリーの自己紹介は「俺はテネシー州メンフィスで生まれたんだ。だからサウス・コリアンさ」だそうな。(笑)
asianimprov
2006/10/18 06:55
>asianimprovさん
えーと、私の思い出していた人は、NY出身のEliot Changで、ネタは17歳からハーレムに住んでいたこと、スパニッシュ・チャンネル、アジア系-ブルース・リー、ゲイ、マイノリティー等々でした。Henry Choはいませんでした。他の出演者は、Shecky Wong、Shawn Felipe, Rio,JoeyGuila,Paul Ogataでした。
ヒロシ
2006/10/18 16:13
おおっ、面白そうな面々ですね。
情報ありがとうございます。
asianimprov
2006/10/19 08:07
私将来、通訳の仕事がしたいです。。。


ぴんこ
2006/10/23 15:01
誰かただでいんぐりっしゅ教えてくれーい@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
ぴんこ
2006/10/23 15:04
>asianimprovさん
Eliot Changのサイトはhttp://www.echang.com/でそのなかにブログもありました(REAL DEAL)ってところです。彼のサイトの写真で着ているTシャツも面白かったです。(http://www.anation.net/)

>ぴんこさん
通訳の仕事ができるといいですね。
ヒロシ
2006/10/23 22:39
昨夜この映画観ましたが、彼女がアップになる度、画面いっぱいが唇に見えて、マリアンヌとして入っていけませんでした。最初から最後までアンジェリーナとしか観れませんでした。彼女、実在の人を演じるのはやめて欲しい。
人種はどうでもいいが
2007/12/31 00:35
>「人種はどうでもいいが」さん
アンジェリーナジョリーの場合個人のキャラが強すぎるってことなんでしょうね。Hoursのときのニコールキッドマンは誰だかわからなくて話題になりましたが、ああいうのはなかなかできないんでしょうかね。
ヒロシ
2008/01/30 07:49

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