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zoom RSS 富裕層の子供のほうが、鬱、不安を抱え飲酒、ドラッグに手を出しやすいという研究

<<   作成日時 : 2006/10/09 13:09   >>

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スニヤ・ルーサー(Dr. Suniya Luthar)の研究によると、年収10万ドルから20万ドルの富裕層の子供のほうがそれより低い年収の家庭の子供よりも、2倍から3倍鬱(depression)や不安(anxiety)を抱えており、飲酒、ドラッグに手を出しやすいという結果が出ているそうです。

もともと、都会の貧困層の子供の研究をしていたときに、学校で人気があって(popular)かっこいい(cool)と思われている子供が規則を破るタイプであることが多かったそうです。

ちなみに、この傾向は特に男子に強く、女子の場合、「かっこいい」と思う子供がいる一方、「バカだ」と思う子供もいるそうです。女子のほうが、男子より大人だってことですね。

それから少女の場合、映画「ミーンガールズ」じゃないですけど、人気がある少女は他の女の子に意地悪(mean)であることと関連性が高かったそうです。

しかし、ルーサー教授は、この傾向が都会の地域性によるものなのか、青少年特有の精神性によるものなのか気になったそうです。

それで郊外で調査したところ、やはり、人気のある(popular cool kids)はアルコール、薬物の使用が見られたそうです。つまり、地域に関係なくあり、さらに、ある年収層(10万-20万ドル。強引に円にしたら、1千万から2千万円ですね。)のほうが、それより下の年収層よりも問題が多かったそうです。

さて、なぜ郊外の富裕層の子供がそんなに問題を抱えているのかというと、ルーサー教授によると、教育度が高く、「成功した」家庭の親から子供への、同じような「成功」あるいはそのための機会を得るために、「いい仕事を得ること」、「いい大学に入ること」へのプレッシャーが強いからではないかと言っています。まあ、なんとなく、みんなそれぞれに問題があるし、年収が高くても「幸せ」になれるかどうかはわからないってのは感覚的に想像に難くないですけどね。。。

ルーサー教授のインタビューはここで聞けます。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
学校でcoolだと見られている子供にはpeer pressureも相当あるんでしょうね。わざと悪ぶってみたりするのも「仲間からの期待」に応えるためなのかもしれません。最近見たThirteenという映画(公開されたのは数年前ですが)では、いわゆる「かっこいいグループ」の仲間に入りたいがためにどんどん深みにはまっていく少女が描かれていました。見ていて居たたまれない気持ちになる映画でした。
hanako
2006/10/10 02:38
Asian American and Pacific Islanders(アジア太平洋系アメリカ人)でのアルコールやドラッグのabuseが増加傾向にあるそうです。富裕層で増えているのか貧困層で増えているのかまでは調べていませんが、高学歴へのプレッシャーが強いのはアジア系アメリカ社会の特徴でしょう。それが不安感を増幅させ、ドラッグ等に走らせるのかな。これって日本でもあるでしょう。表面化していないだけで・・

メジャーリーガーのケニー・ロフトン(数年前にはクリーブランド・インディアンズにいた黒人の有名選手)のインタビューを読んだことがあります。「もし野球をやってなかったら、ドラッグ・ディーラーになっていただろう」と語ってました。
asianimprov
2006/10/10 20:27
>hanakoさん
Thirteen、なんとなくトレーラーぐらいは見たことがありましたが、通じるものがありますね。・ピア・プレッシャーって日本では言わない言葉ですよね。言わないだけであると思うけど、言葉があるとそれが強調されるって感じでしょうか。
ヒロシ
2006/10/10 21:24
>asianimprovさん
確かにアジア系はプレッシャー強いでしょうね。NY市内の名門公立高校はその大多数がアジア系で、かれらが優秀であるだけでなく、親からの教育での成功へのプレッシャーがすごく強いのではという話を聞いたことがあります。そうかと思えば、何もしていなくても、ステレオタイプとして、アジア系はガリ勉だと思われていたりして、かれらも大変だろうなぁと思います。

ケニー・ロフトン?知りませんでしたが、そんなことは十分ありえるのでしょうね。
ヒロシ
2006/10/10 21:29
僕のブログで取り上げたMike ParkのAsian Proigyという曲で取り上げられているアジア系へのステレオタイプですね。人種差別社会で生き残るには学歴や資格しかないのでしょうか。親からのプレッシャーが原因で母親を殺してしまった中国系の女子学生がいるそうです。日本でも同じような殺人放火事件がありました。最近のことです。

昔は、貧しくて、英語が下手で、金鉱や農場や工場や洗濯屋や造園業で働くしかないオリエンタルとして見下されていたアジアからの移民が、今は、高等教育を受けた頭の良いマイノリティーと考えられている。しかし、これもまたsegregation的な理解ではないかとも思います。

むつかしいな。
asianimprov
2006/10/12 08:18
こういう問題って、中高で教えていると、すごく感じます。
大学だと、ある程度大人になって、それなりに分別つくようになっているという印象を受けますけど、中高だと、「子供ではないけれども、大人でもない」という不安定な時期だけに、心の揺れが顕著に行動になって表れることがありました。
すごい金持ちの子で、親からの期待が多いあまりに、勉強嫌いになって、カンニングしたり授業サボったりと問題行動に走った学生も見ましたし。
中高で日本語教えると、仕事が日本語半分、生徒指導半分という感じだったのを思い出しました。個人的には、悪ガキを扱うのが好きなんで、中高で教えるのは、ある意味大学より面白かったなぁと思ってます。
Kazz
2006/10/12 10:06
>asianimprovさん
んー、そういえば、日本でもありましたね。その1世が苦労して、2世の子供たちの教育に命を注ぐというのは一つのパターンとして定着しているといえるかもしれませんね。そして今では、おっしゃるとおりモデル・マイノリティーのイメージを押し付けられて、苦しむという感じですね。
ヒロシ
2006/10/13 15:19
>Kazzさん
おお、そうかぁ、中高だとそういうこともあるのですね。なんだか生々しいお話しですね。考えてみれば、うちの大学にも、育ちがよさそうでもその分脆かったりするのかなと思わせる人がたまにいるなぁ。台湾でもそんなことがないわけじゃないんでしょうね。
ヒロシ
2006/10/13 15:23

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