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zoom RSS ゲイで退学というニュース:米国内の性的少数者への温度差

<<   作成日時 : 2006/04/21 22:52   >>

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ウッディアレンが何かの映画で、「ニューヨークに住んでるってだけで、アメリカのほかのところの人から、ゲイで、ユダヤ人で、失礼だって思われる」とかなんとかいうステレオタイプについて言ってましたが、実際性的指向を含めいろいろな人がいるのは間違いないです。別にNYが特別というよりも、NYなので特に隠さずに自然にしていられるという面が強いように思います。それにしても昨日の新聞で知ってびっくりしたのは、ケンタッキー州のキリスト教(バプティスト派)系私立の大学(University of the Cumberlands)でゲイであるという理由で退学になった学生がいたことです!

彼の名前はJason Johnson。どこかのウェブにゲイであることを宣言したとたん、退学になったんだそうです。しかも、学期の途中のため、成績はすべてF(不可)という厳しい処罰を受けたそうです。

これは私立の大学なだけに自由に校則(code of conduct)を決められて、その中に
学生は同性愛行為を含め婚外交渉をしてはならない。その場合停学になる。students should not engage in sex ouside of marriage, including homosexual acts, and that students who engage in such conduct may be suspended

不倫と同性愛行為を同列に扱っている点が、なんとなく不思議な恐ろしさを感じます。

まあ、彼はその後、弁護士を立てて交渉した結果、お互いに訴訟を起こさないという合意のもとで、今学期(おそらくセメスター制だと思いますが、そしたらあと2週間程度ですね)の成績は普通にもらえるようになり、来学期からは転校ということで決着したそうです。

彼がマイノリティー度は、純粋に性的指向によるものです。
まず男性だし、人種も白人だし、名前からして、イギリス系で、いわゆるWASPかもしれません。これで、有色人種で、異文化からの移民だったらどうなっていたでしょうか。。。

ニューヨークでは毎年ゲイプライドパレードとか盛んにやっているしわりと受け入れ度は高いです。キャンパスでもいくつもそんな性的少数者(LGBT)の団体があります。時々トイレの壁なんかに差別的な落書きがされたりもしていますが、大学側は基本的にそんな性的少数者に対しても、人種的、文化的マイノリティーと同じようにサポートしています。それで、退学なん考えられません。そんな寛容度がそれなりにあるところでよかったと思いました。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
アメリカって、同性愛に寛容なイメージもありますが、一方で、それを理由に退学にしてしまうことがあるというのも、不思議な感じですね。
一般の男性の女性に対する好みが違うのと同様に、ゲイの人たちも、それがたまたま同姓だっただけという気がしますけど。どうして周りがとやかく言う必要があるのか、いまだによく分からないです。
Kazz
URL
2006/04/22 22:51
Kazzさん、
寛容というか性的マイノリティーにも人権を認めている場合が多いと特にNYにいると思うんですが、マジソンでも多かったし、そういうプログレッシブな思考もある一方、ピューリタン的な保守派の考えも残っていて、そういう意味のダイバーシティーもありますね。でもやっぱり、日本の感覚からすると、ちょっと行き過ぎと思われるのかなとも思います。あ、でも日本では性同一性障害に対する理解のほうがあるような気がしますね、他の性的少数者に比べて。あくまで印象ですけど。
ヒロシ
2006/04/22 22:59
ヒロシさんの言われるように、米国は寛容と非寛容の差が激しすぎると思います。キリスト教原理主義やKKKやらの拝外主義者が居る一方でマイノリティー(人種、民族、同性愛者、等々)が自己主張する。アジア系アメリカに興味のある僕は、少数派の肩を持つほうですけど、機会があるのに働かないで福祉に頼るのもどうかと思うし。

それこそが言論の自由を保証する合衆国らしさだと言われれえばそれまでなんですが、進化論は認めない、世界は神が創造した・・なんてことを学校で教えておいて、イラク戦争に非協力的な欧州の国を指して「欧州は古い」(ラムズフェルドの言葉)なんて言えるのかと思いますよね。一番古いのは米国かもしれないのに。

僕は小泉も大嫌いだけど、ラムズフェルドやらチェイニーも大嫌い。ブッシュは嫌い以前の問題です。米国在住の皆さんには申し訳ないけど。(^_^;)こっちに住むアフリカ系の知人にライスのことを尋ねたら「関係ないよ」の一言でしたし。

愚痴でごめんなさい。
asianimprov
2006/04/23 08:54
私は日本の大学を出ましたけど、母校では毎年学園祭で、ゲイの人たちがショーをやっていましたね。ショーをするゲイの人は在校生で、お客さんは普通の学生(おそらくほとんどが異性愛者)でした。私も見に行って、歌って踊って楽しかった記憶が・・・。その人たちが卒業・退学(この場合は在籍年数を超えて単位不足^^;)してしまったので、今では学園祭でショーはやってないみたいですけど、今思えばあれで何も言う人たちはいませんでしたね。外国語大学だったからか、多種多様な人・物に寛容な雰囲気があったのかも。
おい
URL
2006/04/23 20:37
>asianimprovさん
ライスは、コリン・パウェルがサウスブロンクス出身のたたき上げであるのに対して、もうちょっと育ちからしてハイソですよね。それに、ブッシュ政権での役回りというか、白人に取り込まれた黒人というイメージが少なからずあるために「関係ない」という発言に結びついたのかなと思いました。

>おいさん
へー、それは面白いですね。確かに外語大ならではの懐の広さがあるかもしれませんね。でも、実際のものを見ていないからわかりませんが、自分たち自らしていても、イロモノとして見せ物になっているとしたらちょっと気になりますね。勝手な話ですが、もっとフツーな面を見せてもいいのかも思わなくもないです。
ヒロシ
2006/04/24 11:32
「ケンタッキー」で「キリスト教系」の大学なら当然の校則でしょうね...。許せませんけど。でも大学関係者にしてみたら、「じゃ、ウチに来なければいい」ということなのでしょう。

「同性愛に関して寛容なアメリカ」というイメージはアメリカの大都市だけのものでしょう。アメリカは広いのに、多くの人がいいイメージのアメリカしか見ていないのが気になります。こういう事件を日本や他の国でもちゃんと報道してほしいものです。
yukki
URL
2006/04/26 01:41
>yukkiさん
確かに来なきゃいいのにってことですね。でも学期途中ではい、退学っていうので全部Fが一回ついたそうです。でも人権の問題から、やっぱり学期最後までやってちゃんと成績をもらえるようになったそうですが、それにしてもちょっと驚きました。

寛容と非寛容が入り混じってても、その辺が伝わりにくいですよね。極端なほうが伝わりやすいし。
ヒロシ
2006/04/26 12:23

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