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zoom RSS 日系人から日本人が学べること

<<   作成日時 : 2005/10/05 00:01   >>

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asianimprovさんの 日系アメリカ人は日米の架け橋になるべきか?を読みました。

それによると、ある日系米国人の方があるインタビューで次のように発言し、
「日系米国人は草の根レベルで日本と米国の架け橋となる特別な存在だ」
それに対する反論が次のようにあったということです。
「私たちは米国社会に受け入れられるよう必死で努力してきた米国人で、日本人ではない。架け橋になる必要はない」
「いま、日本に出稼ぎに行っている日系ブラジル人の扱われ方を見ても、日本人が日本から移民した人を見下していることがわかる」

これを読んでいろいろ考えさせられました。
アメリカに住んでいると同じ日本人の間でも、現地採用の日本人と
駐在の日本人の間の摩擦なんて問題も聞くことがありますが、
それとはまた違う次元の話ですね。

私なりに考えてみました。

とりあえず今思うのは、日系人は日本人にとって日米の架け橋になることは
なくても、日系人は、個人個人の生き方や、日系人史を通して、
マイノリティーとは何かということを考える材料を日本人社会に提供してくれると思います。

日本人が日本にいると、ほとんどの場合日本にいるのは日本人ばかりですから
人種や、文化や肌の色やそんなものせいでマイノリティーになってしまうという
ことを日本人はほとんど意識せずに、生きることができます。
もっと別のことで、マイノリティーになるかもしれませんが。

安定した社会の中で、多数派過ぎて多数派であることを
気にせずにいられることは、心地よくシアワセなことかもしれませんが、
それはある意味、世界のとらえ方が狭くなってしまうと言えなくもないと思います。

日本の国力が弱くなりつつあるような今、世界の中で生き残っていくためにも
これからの日本人にとって、少しでもマイノリティーになる経験を得て視野を
広げることが必要なのかもしれないと思います。

そのためにも、教育現場で、同じ日本人であった日系移民の背景、
サバイバル、適応、歴史、文化間の移動すること、世代間の摩擦等に
ついてについて学ぶことは大変有効なのではないかと思います。


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コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
欧米に行った時、なんとなく見下されてるなあ〜って感じたことあります。
反対に日本人でアジアの他国でふんぞり返っている人もいます。
どちらもいい気持ちはしませんでした。
そういうのってその人個人の考え方にもよるかなって思います。
若いうちに偏見をもたないようにしっかり教えてもいいかも知れません。

っていうかマイノリティーって考え方が全世界から消えればいいのに。
白人がえらいって誰が決めたんでしょう。

日本はすごく居心地良いです。これにおぼれてはいけないということは肝に命じていたいです。

ところでヒロシさんいまウエブリブログランキングの97位に入っていましたよ。
(^^)// ハクシユー
スー
2005/10/05 14:36
>スーさん
「見下されている」その感覚は、日本にいる外国人の人(の一部)も感じていることかもしれないと思うんですよねぇ。日本人の中にこの脱亜入欧じゃないですけど、白人>日本人>アジア人みたいな意識が悲しくも残っていると思います。マイノリテイーって考え方が白人至上主義と直結しているかどうかは微妙なところですが、私は世界中だれでもマイノリティーになる可能性があるし、逆に自分がマジョリティーというか多数派になったときこそ、そのマイノリティーであったことを忘れるべきじゃないと思うんですね。日本人にとって確かに日本は一番心地よいところでしょうね。だからこそ、日本の子供もマイノリティーになることがどんなことか学ぶべきかなぁと思うわけです。・97位?瞬間的だと思いますが、そんなのあるんですね。お知らせくださり有難うございました。
ヒロシ
2005/10/05 17:44
これからの日本を担う子どもたちは人間のなかで上下はないってことを学んで欲しいです。もちろん自分の子どもにもそう教えたいし。今の子どもたちは日本人以外と触れ合うことも多いから島国根性はそれほどないと思います。大人がきちんと対応すれば偏見をもたないで育つ可能性は高いと思います。
ところで順位はすごい勢いで変わりますね。知っている人がランクインするとうれしいものです。
それで今日も早起きですね。また〆切かな。
スー
2005/10/05 19:58
>スーさん
ふと思いましたが、日本人の島国根性の変遷を研究したら面白いかもしれませんね。ちょっと言い方が不適切かもしれませんが、日本人のアイデンティティーの意識に現れる外国と日本とか。早起きは締め切りではありません。寝かしつけに参加していたらついそのまま寝てしまったので、早く起きたのです。
ヒロシ
2005/10/05 23:09
 「架け橋となる特別な存在だ」と発言したアイリーン・ヒラノさんですが、この方はトヨタ自動車の顧問(Diversity Advisory Board)なんだそうです。
 ヒラノさんは、トヨタのアメリカ戦略の一環として、助言を求められる立場にあり、そういう伏線の上にこの発言があるのですね。全米にあるトヨタの工場には多くの様々な人種の従業員が働いているし、クルマを買ってくれるお客さんも白人ばかりでないことは言うまでもありません。トヨタが北米で事業展開するときに、日系人やマイノリティーを無視はできない。より深い理解が必要となる。ですから、ヒラノさんのような日系社会を代表する立場にある人(ヒラノさんは全米日系人博物館館長)のコトバは役に立つということだろうと思います。
 僕はトヨタのマイノリティー対策を悪いとは思わないし、ホンダだってニッサンだって同じようなことをしているでしょう。企業なら当たり前のことです。ただ、「日系人が日米の架け橋になる特別な存在」かどうかはひとりひとりの人間が考えることであって、オーモリさんにとっては、そういう発言は「大きなお世話」なのだと思います。
asianimprov
2005/10/06 10:45
>asianimprovさん
Diversity Advisory Boardですか。トヨタは日本車勢のなかでももっとも成功しているところだけあって、すべてに余念がなさそうですね。しかもこの間は不振のビッグスリーに「配慮」してか、全米の車種の値上げを行うと言っていたようですしね。一部に架け橋役に名乗りを上げる人がいてもいいと思いますけど、日系人全員に架け橋役を期待するのはちょっとということでしょうかね。
ヒロシ
2005/10/06 15:28
ルーツが同じだから、日本語を解さなくても、日系人に、それもそれなりの社会的地位に就いている日系の方々に、日本の企業が何らかの期待をかけるのはあたりまえとは思います。でも、日系人だから日本の側に立ってくれるとか日本人の心情を理解してくれるとか、そういうのは日本人の日系人に対する「片思い」であり、きつくいえば「幻想」だと私は思います。

無論、「喜んで架け橋になりましょう」とNHKの「さくら」の主人公みたいな日系人もいるかもしれません。でも、日本人は日系人のことを、日系人は日本人のことを、果たして、どれだけ知っているのでしょう?理解していると言えるのでしょう?私みたいな日系の親戚がある者でさえ、理解しがたいところはまだまだ多いのです。

asianimprov
2005/10/07 12:02
そうそう。昨晩が最終回でしたが、NHKの「ハルとナツ」という、日本とブラジルに引き裂かれた老姉妹を描いたドラマ(全5話)を見て思ったのは、私が如何にブラジル移民のことを知らなかったか、ということでした。

移民にとっての「家族の大切さ」を強調する部分には共感を持ちました。亡くなった日系アメリカ人二世の大叔父が、「ファミリーが一番じゃ」と口癖のように言っていたことを思い出しました。

但し、ご都合主義的な設定(息子のひとりはブラジル人女性と結婚し、孫のひとりは日本人の誇りを持って日本で働く、という解決方法は玉虫色で綺麗すぎる)も散見されました。まぁ、脚本が橋田壽賀子なので仕方がないか。重要でもない役で、突然、泉ピン子が出てきて笑いました。「幸楽」じゃないっての!(笑)
asianimprov
2005/10/07 12:04
日系人と日本人はどれだけお互いのことを理解しているかってのはほんとに疑問ですよね。でもお互いに、妙に期待してしまう(おっしゃる「幻想」ですね)というかそんなことがあるかもしれません。日系人はやっぱりアメリカ人であったり、カナダ人であったり、それぞれの国の国民であって、日本の人であるのは、その国の中というコンテキストでしかないんですよね。「幸楽」って懐かしいですね。最近見てないなー。もしあったら、「おかくら」に行ってカウンターで食べてみたいという気もしますね。
ヒロシ
2005/10/08 03:58
本題から逸れますが、「渡る世間は・・」は一応終了したようです。元々あまり好きでないドラマだったので感慨はありませんが、登場人物が始終ご飯を食べては長台詞を喋りまくっている印象が強いです。ふつうの日本人はあんなに喋らないと思います。喋らないコミュニケーション(ノンバーバルな)こそ日本人とその文化の特徴ではないでしょうか・・・てなことをヒロシさんが教室で言ったら「じゃあ、日本語を勉強しても意味がないではないか?」と学生さんたちから突っ込まれるかも。(笑)無責任なことを書いて恐縮です。m(_ _)m
asianimprov
2005/10/11 19:58
「渡る世間」は終わってたんですか。あれは確かにセリフは長めかもしれませんね。山田太一みたいな間はないですね。まあ、ドラマですからね。少し不自然ぐらいなほうがドラマらしいのかもしれないんですけどね。
ヒロシ
2005/10/13 03:40
そうですね。誇張があって不自然なほうが引き込まれるからでしょうね。現実にはありえない設定でも、共感してしまったり。「冬のソナタ」だって、交通事故と記憶喪失と失明という、極めて非現実的な悲劇が物語りの柱になっていて、「そんなうまいこといくかぁ?」と突っ込みのひとつも入れたくなりますが、「純愛」がすべてを正当化するんですね。韓流恐るべし。(笑)
asianimprov
2005/10/22 18:24
ああ、冬のソナタってそんなにいろいろなものが入っているんですか。純愛ってテーマしか知りませんでした。障害が大きいほど燃えるっていうことでしょうかね。
ヒロシ
2005/10/22 21:10
こんにちは〜♪こちらにも土足で上がり込んでみました〜。ここで「幸楽」談義が繰り広げられてるとはしらなんだ(笑)。あと相変わらず「ペ」様は人気ですよね…って私もウチの母親もケッ!って感じなんですが(言い過ぎ)。アメリカにいる台湾人の友達も(夏に久々に会った)、前は台湾では日本のドラマが大人気だったけれど今はすっかり韓流ブームらしい、と言ってました。新宿のコリアタウンは今ではポスターやDVDを買い求めるおばちゃんだらけ、と言ったらウケてました。ってどうしてこんな話に(笑)。
etchan
2005/10/26 01:21
>Etchanさん
ようこそいらっしゃいまし。韓流ブームが東アジア地域を覆っているようですね。こんな風に同じ地域内の隣国文化が盛り上がるのはいいことだと思います。
ヒロシ
2005/10/26 13:05

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