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zoom RSS テロ: 1995年オクラホマから2005年ロンドンまでを振り返る その2

<<   作成日時 : 2005/07/29 21:21   >>

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その1に続く第2弾

9/11の直後、テレビはテロ漬けになっていたが
こんなものを見た。メジャーなネットワーク局の
プロデューサーの息子がドキュメンタリー風に
振り返るものだった。

その少年は高校生か大学生、生まれもそだちもニューヨークで
テレビ局の大物プロデューサーの息子という
いかにも生意気そうな子供だった。
しかし、大変正直に思ったことを語っていた。

彼の言っていたことが忘れられない。

 「アメリカはすばらしい国。いつもそう思っていた。
  外国がアメリカを批判したりすることがあっても
  アメリカは大丈夫。アメリカは強い。常にNo1。心配ない。
  なのに、アメリカが攻撃を受けてしまった。
  世界で一番すばらしい町であるニューヨークが
  やつらにやられてしまった。信じられなかった。」

彼のコメントは能天気な自信が痛々しく打ち砕かれた様子が見て取れた。
実は大人のアメリカ人の心情も代弁していたんじゃないかと思う。

これを見て、あーやっぱりそんな風に自信満々で、
どこまでも誇り高かったのだなぁと思った。

テロ前からヨーロッパでも、アフリカでも、
アジアでも、うっすら嫌われていたりしても
あまり気がついていなかった。

しかし、テロがあって、ちょっと気がついたようだった。
そして、彼らが思ったのは、簡単に言うと

−アメリカの外にはほかの国があるらしい
   (アメリカは本当に大きすぎて、実感として、
    国の外に他の国があるってことが分かっていない人が多い、、、、と思う。
    日本も小さいけど、ずーっと日本にいるとやはり島国だし
    同じような感覚になるかもしれない )

−その中の一部の国から外国人がやってきて、アメリカを攻撃した

9/11のあと、実行犯らはF1ビザという学生用
を不法に利用してアメリカに入り込んでいたことが
問題となった。

この頃の一般のアメリカ人の反応としては、
−ビザの取締りを強化するなどして、外国人が簡単に入って来ないように制限するべきだ
というものだったと思う。

今となっては、それが不十分であるとわかるが、
これがその頃のせいいっぱいの視点の限界だったような気がする。

この「限界」は9/11前のアメリカのことを考えると、
無理もないことがわかる。
それは、また次回。

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テロ: 1995年オクラホマから2005年ロンドンまでを振り返る その3 パールハーバーと9/11
その1、その2に続くその3。 9/11はアメリカにとっての最初の本土の攻撃だったと言われる。 ...続きを見る
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2005/08/08 10:57

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
米国人ほど外国のことを知らない国民はいないと思います。移民が作った多民族国家だから国際的だろうというのは幻想です。古いジョークにこういうのがあります。「二カ国語喋れる人はバイリンガル、三カ国語はトリリンガル。では一カ国語しか喋れない人のことは何というでしょう?」(正解:アメリカ人)。外国に興味がなく、一生アジア人などとは接触せず、白人どうしで結婚して、有色人種を避け、アメリカは一番だと思っているアメリカ人たちの集票力の強さは、ブッシュが当選したことで明らかになりました。私たち日本人とつきあってくれるのは少数派のアメリカ人なんですね。9/11のショックはアメリカを変貌させましたが、むしろ、隠蔽されていたアメリカニズムが再現したのかもしれません。戦争中、アメリカ本土は空襲を受けていません。欧州の多くの人々は先のふたつの大戦を経て「戦争はこりごりだ」と思っています。しかし、アメリカ人に絨毯爆撃や焼夷弾の残虐さや原爆の過ちを教えるのは難しい。ベトナム戦争やイラク戦争を経ても変わらない。何かがおかしいと思います。
asianimprov
2005/07/30 12:37
コメント有難うございます。そのジョークは聞いたことがありませんが、いいところついていますね。差別的な言い方かもしれませんが、アメリカの中西部など日本人にとって「観光地」がないところは、なかなか均質的であり保守的であり、みんな純朴なせいかブッシュにうまく何か信じ込まされてしまっている感がありますね。
ヒロシ
2005/08/01 00:03
しかし、変わってきていることもあります。まず、以前よりアメリカ人が外国語を話せるようになってきたことです。1967年にCarrollという人がアメリカの大学で外国語専攻で卒業しても中級どまりの外国語能力しか身につかないという論文を発表していますが、そのころと今では、外国語の教え方、考え方などいろいろ変わっているし、留学するアメリカ人が増えたし、外国語能力はもう少し良くなっていると思います。それから、それ以上にスペイン語を話す人が増えています。スペイ語圏から来ていたり、スペイン語が母語の両親に生まれたりです。カナダでは、州をまたいで流通するもの必ずフランス語と英語のバイリンガル表示になっていますが、アメリカでは多くの製品がスペイン語との2ヶ国語表示です。何十年か後にはヒスパニックはマイノリティーじゃなくて、アメリカの多数派になると言われています。原爆のことで言えば、よくこちらの学生が「サダコ(佐々木禎子)」の話を小学校の時に学校で読んだというのを聞きます。ただ、原爆によって戦争を早く終らせることができたから原爆投下は必要だったという論調は相変わらずのようですが。
ヒロシ
2005/08/01 00:03

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